世界

非日常の中の日常を、疑うことさえ罪だと思っていた。
ここは異世界。
否、僕のいた世界(日本)が異世界だったのかもしれない。
とにかく、ここは魔女や魔導師たちの住む国、Rosenkreuzer(ローゼンクロイツ)国。

ローゼンクロイツ
ローゼンクロイツでは昔からの言い伝えで、魔女たちが迫害から逃れ異世界からやって来たとされている。
そして魔女たちは古の文明がそうだったように河川の流域に住みそしてだんだんと居住区を開拓していった。
故に、苗字に川の付く名前の家が多く、そして古くからある家とされている。

ローゼンクロイツ・12騎士団
ローゼンクロイツには、12騎士団というものがありローゼンクロイツの治安を守っている。
その実態は女王を加えて13人存在する。
その組織は強い順に番号と《称号》が付けられている。
その中でも川という字は深く関わっていて現在12騎士団で川が付いていない苗字の持ち主は白石だけである。

魔女3人衆
朝の魔女は朝の魔法を極めたもの・宮川奈々、昼の魔女は昼の魔法を極めたもの・女王、夜の魔女は夜の魔法を極めたもの・グレイスで構成されている。
彼女たちはそれぞれの魔法の長であり、根源でもある。
今ある魔法の全てが彼女たちによって作られ、古の魔法は禁忌とされている。
朝は昼の眩さに負け、昼は夜の闇に負け、夜は朝の希望に負けるといわれている。
つまり3人に勝ち負けはないということになっているが…、夜の魔女グレイスが禁忌の古の魔法に手を出したといわれている。
3人の均衡は今崩れた。
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